お金がなくても弁護士を依頼できる?

2010年3月29日
小澤 義彦

弁護士の敷居が高いとは、おそらく弁護士費用が高いのではないか、との恐れと直結していると思われます。アメリカの弁護士費用にまつわる企業訴訟などでは弁護士費用が何億円もかかった、とのニュースが流れると、日本はそれほどでなくても何百万円もかかるのではないかとの思っている人も多いのではないかと思います。事件によって違いますが、実際は、10万円くらいから50万円くらいの費用で済むことが多いのですが、依頼者にそのような金額を示すと、「なんで、そんな金額でいいだけ?」という反応を何度も経験しています。よほど弁護士費用は高いものだと思われているのでしょう。

ところで、お金がないと弁護士を依頼できず、結局泣き寝入りということでは、健全な法治国家とは言えません。
そこで、国は、お金があまりない人のために、法テラスという組織を作り、そこでは、無料で相談が出来ますし、法テラスと契約している弁護士は、事務所での相談も無料に出来ます。さらに、弁護士費用も立て替えてくれます。生活保護世帯などでは、この弁護士費用も払わなくて済む制度もあります。つまり相談から弁護士の依頼まで含め弁護士費用を全く払わなくて済む可能性があるということです。
この制度を使うには、いくつかの要件が必要ですが、そんなに難しい要件ではありません。離婚事件などで、主婦やパート仕事の方などはほとんど要件をみたしていることが多いというのが実態です。
詳しくは、法テラス山梨に確認してみてください。
http://www.houterasu.or.jp/yamanashi/messages/index.html